私は長年、賃貸仲介の営業をしてまいりました。
お客様の数だけ個性があり、皆さまそれぞれが将来の夢や希望をお持ちです。
そんなお客様の未来に関わる仕事に誇りを持ち、責任感をもって取り組んできました。
仕事を通じて地域ごとの賃貸需要や物件の質に対する時代の変化を実感する中で、
あるオーナー様との出会いが私の考え方を大きく変えました。
そのオーナー様は複数の物件を所有されており、
私は「なぜ、多くの物件を借金してまで購入されるのですか?」と質問しました。
すると、オーナー様から「もし将来、仕事ができなくなったら?年金が期待できなくなったら?
貯蓄が十分でなかったら?家族を幸せにできるでしょうか?」と問い返されたのです。
正直、その時の私は答えに窮し、はっとさせられました。
その一言がきっかけで、不動産投資の重要性に目を向けるようになりました。
不動産投資には、転売によるキャピタル収益、節税効果、相続対策といった多くのメリットがありますが、
最も大切な目的は「老後の不安を解消する」ことだと私は考えます。
もし病気や介護が必要になったとき、資金がなければ選択肢は限られてしまいます。
しかし、毎月の家賃収入があることで、経済的な安心感が得られるのは大きな助けになります。
現役で働ける今のうちに資産形成を行い「不労所得」を準備することが大切で、
早く始めれば始めるほど将来の不安を軽減できます。私は理想論を語るつもりはありません。
いつか必ずお金が必要になる時が来るのです。
私自身、もっと早く不動産投資の重要性に気付いていればと後悔する部分もありますが、
あの時にオーナー様からいただいた問いかけが、私の未来を変えてくれました。
これからは、皆さまが「もっと早く考えておけばよかった」と後悔することがないように、
そして豊かな老後を楽しんでいただけるよう、私たちはより一層精進してまいります。
代表取締役 田村亮一